もう161キロ計測「えげつないピッチャーやな」 新庄監督も笑顔…日本ハムに秘密兵器
ザバラは紅白戦で実戦初登板、3人目の水野への初球に161キロを計測した
日本ハムのアニュラス・ザバラ投手は4日、沖縄・名護キャンプで実施された紅白戦で実戦初登板した。紅組の2番手としてマウンドに上がると、3人目の水野達稀内野手への初球に161キロを計測。スタンドから大きなどよめきが起こった1球に、「この時期に160キロ超えは凄いな」と驚きの声が上がっている。
先頭の奈良間大己内野手は、追い込んでからのフォークで空振り三振。もの凄い落差に打者がバランスを崩し、地面に手をついてしまうほどだった。続く郡拓也捕手には三塁打を浴びたが、水野を投ゴロに打ち取った。いきなりの猛アピールに新庄剛志監督と建山義紀1軍投手コーチは笑顔を見せていた。
日本ハムは今オフ、ドリュー・バーヘイゲン投手、フランミル・レイエス外野手らメジャーでの実績豊富な大物助っ人を次々と獲得。そんな中、ザバラはメジャーでの登板は2試合、2回2/3のみと実力はベールに包まれていた。ところが地方球場での計測ながら、2月上旬に160キロ超えは異例とも言えるだろう。
キャンプを配信する「パーソル パ・リーグTV」は、「【ウソでしょ…!?】ザバラ『衝撃161キロ…ストレートもフォークもエグ過ぎる!!』」とのタイトルで動画を公開。「球速エグいな」「これはえげつないピッチャーやな」「球速よりフォークがえぐすぎてこっちばっかり見てまう」と声が寄せられている。