千賀滉大、開幕投手に暗雲 腕の倦怠感で検査へ…指揮官説明「まだ情報が必要」
昨季は12勝で新人王投票2位、サイ・ヤング賞投票7位だった
メッツの千賀滉大投手が腕の疲労でトレーナーの検査を受けることとなった。カルロス・メンドーサ新監督は21日(日本時間22日)、米フロリダ州ポートセントルーシーで取材に応じ明かした。ニューヨークの放送局「SNY」が伝えている。
メンドーサ監督によると、前日20日(同21日)にマウンドに上がり、肘の倦怠感を覚えたという。「(分かったのは)遅かったから、まだ情報が必要だ」と詳しい状況を確認中だという。
千賀はメジャー1年目の昨季、29試合に登板し、12勝7敗、防御率2.98の成績を収めた。新人王投票では2位、サイ・ヤング賞の投票では7位にランクインしていた。開幕戦に登板することが有力視されていたが、暗雲が立ち込めた。
MLB公式サイトのメッツ番を務めるアンソニー・ディコモ記者は「マックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーが構想から外れ、センガは文句なしのエースとして春を迎えた」と振り返った。仮に離脱となれば「昨シーズン終盤好成績を挙げたタイラー・メギルがローテーションに入るだろう」と予想している。
(Full-Count編集部)