菊池雄星にハプニング…ベンチ前で一塁手と衝突 避けきれず守備妨害、打者アウトの珍事
飛球を追った一塁手と交錯…妨害行為で打者がアウトに
■アスレチックス ー ブルージェイズ(日本時間10日・オークランド)
ブルージェイズ・菊池雄星投手が9日(日本時間10日)、敵地・アスレチックス戦で相手内野手と衝突するアクシデントがあった。ベンチで観戦中、飛球を追った一塁のタイラー・ソーダーストロム内野手と交錯した。
菊池はこの日、試合には出場せずベンチで観戦していた。ブルージェイズが勝ち越しに成功した直後の10回1死二塁。デービス・シュナイダー内野手が放った打球が一塁ベンチ前にいた菊池の近くに飛んだ。菊池は追ってきたソーダーストロムを避けようとベンチから飛び出したが、避けきれず交錯。派手に転倒した。
その後、菊池は歩いてベンチに戻り、ソーダーストロムもプレーを続行した。地元放送局「スポーツネット」によると、守備妨害と判断され、打者のシュナイダーはアウトになった。チームは延長戦を6-4で制した。
地元紙「トロント・スター」のコラムニスト、マイク・ウィルナー氏も珍事に驚き。「野球の試合を見る度、以前に一度も見たことがない光景を目撃するものだ」と自身のX(旧ツイッター)につづった。菊池はここまで13試合に登板し3勝5敗、防御率3.48となっている。