「野球は最優先ではない」発言が物議 エ軍レンドンの出塁率に皮肉の声「悪くない数字だ」
エンゼルスで5年目のシーズンを迎えるレンドン
エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手は3日(日本時間4日)のホワイトソックスとのオープン戦に出場。1打数無安打1四球だった。ここまで打率は.200と低調だが、出塁率は.467と高い数字をマーク。近年低迷が続きながら、先日の「野球が最優先事項だったことは1度もありません」という発言が物議を醸した33歳は、今季復活することができるだろうか。
2019年にナ・リーグ打点王に輝いたレンドンは、同年オフに7年総額2億4500万ドル(約367億5000万円)でエンゼルス入り。主軸として期待されながらも移籍後は度重なる負傷に苦しみ、昨季はキャリア最少となる43試合の出場で打率.236、2本塁打、22打点、OPS.679に終わった。加入して4年間では出場は計200試合、打率.249、22本塁打となっている。
そんな中、2月の全体キャンプ初日には「私にとってそれ(野球)が最優先事項だったことは1度もありません。仕事です。生計を立てるために仕事をしている」「もし、野球を優先する必要があるなら私は辞めます」と発言したことが物議を醸していた。
今季のオープン戦では、ここまで10打数で単打2本。打率こそ低いが、毎試合のように四球を選んで出塁率.467としている。ファンはレンドンについて「(野球のことを)どうでもいい、嫌いと思っている割には悪くない数字だ」「今季はしれっと大活躍したりして」などとX(旧ツイッター)に投稿している。
(Full-Count編集部)