上沢直之、2回途中5失点で敗戦投手 4四球乱調で防御率20.65…3試合連続失点と苦戦
初ホールドをマークも満塁で降板、後続がグランドスラムを被弾した
■Rソックス 7ー6 レイズ(オープン戦・日本時間11日・サントドミンゴ)
レイズとマイナー契約を結んでいる上沢直之投手は10日(日本時間11日)、ドミニカ共和国・サントドミンゴで行われたレッドソックスとのオープン戦に救援登板。1回2/3を投げて1安打4四球5失点で逆転を許し、敗戦投手となった。
3点リードの5回にマウンドに上がると、先頭のラファエラにスライダーを捉えられ、いきなりソロを被弾。続くウォンを空振り三振、ダルベックから見逃し三振を奪った。カサスに四球を許したが、ゴンザレスも見逃し三振に斬った。
6回はレフスナイダーとレイエスに連続四球。ここで投手コーチとトレーナーが駆け付けたが続投となった。続くハミルトンは一ゴロに抑えたが、ハインマンにも四球。ラファエラを見逃し三振の後、遊撃手の野選で2点目を失い、満塁で降板となった。この時点ではりードを守り、初ホールドをマークした。
しかし、代わったガルシアが続くダルベックにグランドスラムを被弾。上沢は5失点となり、オープン戦では3試合連続失点とメジャー昇格に向けて苦しい状況となった。ここまで3試合に登板して0勝1敗、防御率20.65。5回2/3を投げて6奪三振7四球、WHIP(投球回あたりの与四球+被安打)は3.18となっている。
(Full-Count編集部)