打率4割超…復活の元盗塁王は「開幕スタメン当確」 屈辱の大減俸から躍動「最高すぎる」

広島戦に出場した西武・金子侑司【画像:パーソル パ・リーグTV】
広島戦に出場した西武・金子侑司【画像:パーソル パ・リーグTV】

西武・金子が広島戦で3打数2安打1盗塁と好調をキープ

 西武の金子侑司外野手が19日、ベルーナドームで行われた広島とのオープン戦に「1番・中堅」で出場し3打数2安打と活躍。2度の盗塁王を誇る33歳の躍動に、ファンは「意地ですね」と復活を期待している。

 金子は初回の第1打席で玉村から左翼線への二塁打を放つと、5回2死の第3打席には再び玉村から三遊間へのゴロ。遊撃の小園が素早く処理するも悠々セーフの内野安打にした。さらに次打者の2球目に二盗成功。外野のポジション争いが熾烈な中、存在感を示している。

 3打数2安打で打率.462まで上昇。「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeに「復活を期すシーズン…今年こそリードオフマンに返り咲く!!」のタイトルで映像を配信すると、ネット上のファンは「意地ですね!」「今年こそは」「開幕スタメン当確な気する」「外野争いに大勝利か」「最高すぎる」「開幕1軍間違いない」と反応した。

 2012年に立命大からドラフト3位で入団した金子は、俊足のスイッチヒッターとして1年目から活躍。2016、2019年に盗塁王を獲得するなど通算222盗塁を誇る。だが近年は出場機会が減り、昨季は47試合の出場で打率.179、0本塁打、2打点、1盗塁だった。

 昨年12月の契約更改では1億2600万円から5600万円ダウンとなる年俸7000万円(金額は推定)でサイン。野球協約の減額制限は年俸1億円を超える選手は40%(1億円以下は25%)だが、それを超える44.4%のダウンで「上限を超えて下がりました。今年は何もできなかったのでしょうがない」と振り返っていた。復活を期すスピードスターが開幕スタメンを掴むのか注目だ。

【実際の映像】ファンも「最高すぎる」と感動する西武・金子の活躍ぶり

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