大谷翔平に1分間の特別演出 エ軍が試合中に功績称える、古巣本拠地で異例のサプライズ
大谷は打席を外してヘルメットを取って歓声に応えた
■エンゼルス ー ドジャース(オープン戦・日本時間27日・アナハイム)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたエンゼルスとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場した。移籍後初めてのエンゼルスタジアム。初回の第1打席前には昨季までの功績を称える1分間の特別な演出で出迎えられた。
粋なサプライズ演出だった。初回1死、スコアボードに2018年のメジャー1号から昨季のMVP受賞まで、6年間の功績を称える映像が流された。観客はスタンディングオーベーション。1度打席に入った大谷だが、打席を外してヘルメットを取って応えた。場内は拍手喝采。なお、第1打席は右腕チェイス・シルセスに空振り三振に倒れた。
試合前のスタメン紹介でも大きな歓声を受けた。ウオーミングアップ中には昨季まで同僚だったマイク・トラウト外野手、ブランドン・ドルーリー内野手とハグを交わした。エンゼルスでの6年間で新人王、2度のMVPと輝かしいキャリアを築いてきたが、愛されキャラなのは間違いない。