大谷翔平の隣にいた「間違った人間」 米記者指摘…給与口座を3年放置で浮かんだ“穴”

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷が水原容疑者同席で2018年に開設した口座は2021年までアクセスなし

 ドジャース・大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平容疑者は、銀行詐欺の疑いなどで訴追された。今回の件を巡っては、大谷が口座を開設した2018年から2021年までアクセス履歴がなかったことが明らかになっているが、米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者はこれに警鐘を鳴らした。

 米ポッドキャスト番組「The Rich Eisen Show」に出演。「彼が銀行口座を確認していないというシナリオが、私には100%見えてきます。超お金持ちですから、お金はそこまで心配の種ではないのです。あらゆる(高価な)物を買うために外に出るとか、そういう人間ではありません。そういうスタイルではないです」と語る。

 さらに「訴状を見ると、オオタニは何年も彼のIDで特定の口座にログインしていなかったと、捜査員が語っています。もし今回、彼のことで何か責めることがあるなら、間違った人間が周りにいた、あるいはそういう環境に身を置いてしまったこと。それだけの大金を得ることになる際に、本来備えていくことになるであろう金銭感覚がなかったことなどがあります。しかし、ギャンブルをしていたかどうかについては、有力な証拠はありません」と指摘した。

 訴状によると、水原容疑者が違法ブックメーカーに送金した口座は、2018年3月に水原容疑者同席のもと開設された。エンゼルスからの給料が振り込まれていたが、2021年10月27日までアクセスなし。しかし、ブックメーカーがアカウントを付与した1か月後に、初めて口座にアクセスされていた。

(Full-Count編集部)

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