中日23歳が「今年のセカンドのGG」　東京D騒然…坂本も衝撃の超美技は「笑っちゃう」

中日・田中幹也が巨人戦で超美技を披露した

■巨人 ー 中日（25日・東京ドーム）

　中日・田中幹也内野手が25日、東京ドームでの巨人戦に「2番・二塁」で出場。初回に披露したファインプレーがファンを「えげつなすぎてビビる」などと驚愕させている。

　初回2死、巨人・坂本が中日・柳の足元に低い打球を放った。マウンドでバウンドが変わり、大きくはねた。田中は素早く反応し、二塁ベースの後方でショートバウンドをキャッチ。すぐにジャンピングスローで一塁に送球し、際どいタイミングでアウトに。坂本も悔しさを押し殺すように、口を真一文字にしたままベンチに戻った。

　DAZNが公式X（旧ツイッター）で「ナイスリカバリー　バウンドが変わっても慌てず」のコメントをつけて投稿。ファンから「もう今年のセカンドのGG」「えげつなすぎてビビる」「笑っちゃうぐらいうますぎ」「マジでうまい」「仕事しすぎや！」「令和の忍者」と称賛のコメントが相次いでいた。

　身長166センチの23歳は、2022年ドラフト6位で中日に入団。大学3年時には国指定の難病「潰瘍性大腸炎」と診断され、手術を受けた。新人年だった昨年はオープン戦で右肩を脱臼して離脱。2軍で8試合出場にとどまった。