衝撃の110盗塁ペース…出現した大谷翔平の“新ライバル” 速すぎる22歳が「ヤバすぎる」
レッズのデラクルーズは4打数4安打4盗塁…今季30盗塁で年間110個ペース
■レッズ 7ー2 ドジャース(日本時間17日・ロサンゼルス)
レッズのエリー・デラクルーズ内野手が16日(日本時間17日)の敵地・ドジャース戦で衝撃の躍動を見せた。4打数4安打4盗塁で、今季44試合目にして30盗塁に到達した。年間110盗塁ペースで、ファンは「ヤバすぎる」「笑うしかない」「速すぎやろ」と声をあげた。
衝撃のスピードだった。初回に二盗、3回に三盗。そして、5回には二盗、三盗。驚異の脚力で次の塁を奪い、7-2の勝利に大きく貢献した。大谷翔平投手も試合後、「素晴らしい選手ですし、得点の起点になっていたんじゃないかなと思って。素晴らしい活躍だったなと思います」と賛辞を送ったほどだ。
米メディアによると、1試合で4安打4盗塁は、イチローがヤンキース時代の2012年9月19日のブルージェイズ戦で達成して以来、12年ぶりの快挙。メジャーで年間100盗塁は1987年のビンス・コールマン(109盗塁)が最後だ。
37年ぶり偉業へひた走る22歳にファンは驚愕。「大暴れやった」「ひとり舞台やな」「100盗塁行って欲しい」「楽々4盗塁は異次元」「すごいいペースだな」とSNSにはコメントが並んだ。
この日は大谷の首振り人形が配布される「ボブルヘッドデー」だったが、“主役”の座を奪ったデラクルーズ。このまま活躍が続けば、ナ・リーグMVPを大谷と競そうライバルに浮上する可能性がある。ドジャースとの敵地4連戦初戦で暴れまくった男は、残り3試合でどんなパフォーマンスを見せるだろうか。
(Full-Count編集部)