FA加入の“二刀流”は「センスの塊」 甲子園騒然の技あり打…新庄監督の「采配えぐい」
日本ハムの山崎福也は阪神戦で中前へ先制打を放った
■日本ハム 6ー0 阪神(30日・甲子園)
日本ハムの山崎福也投手が30日、甲子園での阪神戦に先発。4回の第2打席で、パ・リーグの投手としては異例の4年連続安打となる先制適時打を放ち、新庄剛志監督の「6番起用」に応えると、ファンからは「普通に好打者」「スゴすぎる」と驚嘆の声が上がっている。
左打席に入った山崎は0-0の4回無死一、三塁で阪神の西勇の外角高めへの直球をチョコンと合わせるようにコンタクト。打球は遊撃手の頭上を越える中前適時打となった。
普段は打席に立たないパ・リーグの投手とは思えぬ鮮やかなバットコントロール。塁上の山崎はニッコリ笑顔。ベンチの仲間も総出でガッツポーズ。交流戦では4年連続安打となり、打力を買って6番で起用した新庄監督も両手を突き上げた。
DAZNが公式X(旧ツイッター)(旧ツイッター)に「この笑顔を守りたい。”6番”山崎福也が先制タイムリー」と動画を投稿。すぐにファンから「このひとパ・リーグのピッチャーよね?」「これは二刀流」「バッティングセンスの塊」「実力で6番起用を奇策ではなくした」と賞賛のコメントが続々。さらに新庄監督に対して「采配えぐい」「大胆采配がズバリ的中」といった声もあがってた。
山崎は第1打席は四球で出塁しガッツポーズ。残りの打席は投ゴロ、三邪飛だった。“本業”では7回3安打、8三振を奪う無失点投球だった。