オリのドラ6は「希望の星」　デビューから続ける“ゼロ街道”…歴代1位へあと4の快挙

オリ古田島はデビューから18試合連続無失点…NPB歴代3位タイに浮上

■オリックス 2ー1 DeNA（5日・横浜）

　オリックスのドラフト6位ルーキー、古田島成龍投手が5日のDeNA戦（横浜）で快挙を達成した。3番手で登板して1イニングを3者凡退。NPB歴代3位となる初登板から18試合連続無失点を記録した。24歳右腕の躍動に「いつのまにか凄いことに」「頼もしすぎます」とファンは声をあげている。

　右腕は1点リードの7回に登板。蛯名を中飛、梶原を空振り三振、佐野を中飛に抑えた。11球で3人斬り。勝利に貢献した。これでデビューから18試合連続無失点。2012年の南昌輝投手（ロッテ）に並びNPB歴代3位に浮上した。

　取手松陽高、中央学院大、日本通運を経て昨年ドラフト6位で入団。開幕1軍を勝ち取り、ここまで16回2/3を投げて9安打14奪三振10四球。1勝6ホールドを挙げている。2021年に栗林良吏（広島）、2022年に宮森智志（楽天）がマークしたNPB記録の22試合無失点へ、歩を進めている。

　3連覇中のチームはここまで5位に低迷。投打の歯車がなかなか噛み合わない中、奮闘する右腕にファンも歓喜。SNSには「リリーフエースや」「風格を感じるわ」「エグすぎる」「記録更新してくれー」「知らん間にすごいことなってるやん！」「ようやりすぎとる」「希望の星」とコメントが並ぶ。古田島はどこまで記録をのばすか、注目が集まる。