引退から22年も「フォームが現役のまま」 衰えぬ最多勝左腕…54歳が「若々しい」
54歳の鈴木健氏と野村弘樹氏が対決…結果は遊飛だった
■DeNA 4ー0 西武(15日・ベルーナドーム)
15日にベルーナドームで行われた西武対DeNAで、両球団レジェンドOBによる1打席対決が行われた。鈴木健氏vs野村弘樹氏で、ともに1969年生まれの54歳。両者のしなやかなフォームは健在で、ファンは「現役と見分けつかないくらい若くない?」「フォームが現役のまま」と歓喜の声をあげている。
それぞれのユニホームを着て実施された“同期生対決”。カウント2-1からの4球目を鈴木氏は打ったが、遊飛に倒れた。球速は103キロも、鈴木氏は「体感は153キロに感じて詰まらされました」と笑顔で振り返った。
野村氏はPL学園で春夏全国制覇を経験。大洋・横浜で通算101勝をマークし、1993年には最多勝に輝いた名左腕。2002年を限りに現役引退した。1998年の日本シリーズで西武と対戦した際は鈴木氏に打たれたといい「仕返しができてよかったです」と振り返った。
鈴木氏は西武、ヤクルトで通算1446安打をマーク。1997年には最高出塁率をマークした。2人の対決がSNSに投稿されると、ファンは続々反応。「ちょっと感動しました」「カッコよかった」「とても元気でまだまだパワーある」「素敵な対決」「変わらないフォームに感動しました」「本当に若々しい」とコメントが寄せられた。