大谷翔平との対戦は叶わず 手術から1か月半…トラウトが明かした苦悩「走れない」
トラウトが明かす…プレー再開は「近いうちだと願っている」
ドジャース・大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場する。昨季まで6年間所属したエンゼルスと公式戦では初対戦となるが、かつての僚友マイク・トラウト外野手は左膝半月板を損傷し、戦列離脱中だ。先日、現状を明かしたが、まだ走れない状態だという。
MVP3度を誇るトラウトは4月29日(同30日)のフィリーズ戦で左膝を負傷、5月3日(同4日)に手術を受けた。米メディア「スポーティング・トリビューン」でエンゼルス番を務めるテイラー・ブレイク・ウォード記者は、トラウトにインタビューした動画を今月18日(同19日)にX(旧ツイッター)に投稿。その中で、状態について「回復しているよ。想定していたよりも遅いけど、膝の怪我は初めてだから。リハビリを信じて毎日やり続けるだけ」と語っている。
プレー再開については「近いうちだと願っている。強度を戻さなければいけない」と寂しげな口調。「走れないよ。トレーニングをすると次の日に痛みを感じてしまうときがある。停滞するのは嫌だから、そういうことには制限をかけている。スマートなやり方で出来る限り最短で回復できるように心がけているんだ」と続けた。
現在はバイクをこいでいる段階で、次のステップは「ジョギングすること」と説明。「復帰した初戦だって痛みを感じるだろう。これを体験した選手と何人も話した。ゆっくり回復するだろう。痛みにどれだけ耐えられるか」と心境を明かした。スーパースターがグラウンドに戻ってくるのはいつになるだろうか。
(Full-Count編集部)