ロッテ岡大海、プロ野球新記録の8試合連続二塁打 膝に自打球で悶絶も…32歳が大記録
試合前の時点で打率.297、5本塁打、9盗塁とブレーク…OPS.851はリーグ2位
■ロッテ ー オリックス(30日・ZOZOマリン)
ロッテの岡大海外野手が30日、ZOZOマリンで行われたオリックス戦で、プロ野球新記録となる8試合連続二塁打をマークした。2009年の金子誠(日本ハム)と2021年の近藤健介(日本ハム、現ソフトバンク)の7試合を更新した。
「1番・右翼」で先発出場すると、初回の第1打席でアクシデントが襲った。自打球が左膝付近の直撃し、転倒して悶絶。一度ベンチに下がったが復帰し、見逃し三振に倒れた。2回、4回と四球を選ぶと、6回にはポテンヒットを放った。
そして迎えた7回、1死一、三塁のチャンスで三塁線を破った。2点適時二塁打となり、プロ野球記録を更新。二塁に到達すると、ほっとしたような笑顔を見せた。抜かれた金子コーチも思わず笑顔。ここで代走を送られて交代した。
また、連続安打も11試合に伸ばした。試合前の時点で6月は20試合に出場し、打率.348、出塁率.410、OPS.932。今季ここまで66試合の出場し、打率.297、5本塁打、9盗塁とチームを牽引している。OPS.851は近藤に続いてリーグ2位だ。
2013年ドラフト3位で、明大から日本ハム入団。2016年には41試合の出場ながら、打率.374とブレークして日本一に貢献した。2018年7月にロッテにトレード移籍。定位置奪取には至っていなかったが、32歳にして覚醒の気配だ。