大谷翔平と“再タッグ”か…エ軍左腕が争奪戦に 防御率6点台でも人気のワケ
ドジャース、Dバックス、ブルワーズ、ガーディアンズ、アストロズが狙っていると報道
防御率6点台の投手がトレード市場で注目を浴びている。米メディア「Yahoo Sports」のラッセル・ドーシー記者は「私がMLBトレードデッドライン前に耳にしていること:ギャレット・クロシェット、リード・デトマーズなどに関する最新情報」と題した記事を寄稿。エンゼルスの左腕、デトマーズを巡り複数球団がトレード獲得を狙っているとした。
ドーシー記者によると、今夏のトレード市場では先発投手に複数の大物がいる中で、ここ数週間で大きな関心を集めているのがデトマーズだという。現在25歳の左腕は、開幕当初こそ好調だったものの、その後は炎上を繰り返し、12先発で防御率6.14。3A降格も経験した。
しかし、デトマーズは「勝てるローテーションの重要な一員になる能力があると信じるチームが複数ある」と同氏。実質1年目の2022年に25先発で防御率3.77、ノーヒットノーランを達成し、昨季も148回2/3で168奪三振と三振奪取能力の高さに言及している。
25歳の左腕を巡っては「ドジャース、ダイヤモンドバックス、ブルワーズ、ガーディアンズ、アストロズを含むポストシーズン進出を争う複数のチームがエンゼルスに問い合わせている」とのこと。昨年のエンゼルスは“買い手”に回って大谷翔平投手(現ドジャース)を放出せず、他球団の主力を獲得したものの、地区4位に沈んだ。同氏は、今季のエンゼルスが確実に“売り手”に回り、デトマーズの他、左腕タイラー・アンダーソンや外野手テイラー・ウォードの放出の可能性もあるという。