大谷翔平、34号&自己最多42度目マルチで3連勝貢献 ベース踏み直しの珍事も…4年連続80打点到達

フィリーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
フィリーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

今季42度目のマルチ安打は自己最多

【MLB】ドジャース 5ー3 フィリーズ(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地・フィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、34号を放つなど、3打数2安打2打点1盗塁の活躍を見せた。チームは前回対戦で同一カード3連敗を喫したフィリーズ相手に5-3と勝利。3連勝とした。

 初回先頭の第1打席は三邪飛に倒れたが、1点を追う3回無死一、三塁の第2打席は右翼へ同点に追いつく犠飛。続くT・ヘルナンデスの勝ち越し2ランを演出した。5回1死の第3打席は右翼線へ打球速度117.1マイル(約188.5キロ)の爆速二塁打。さらに今季32個目の三盗を決めた。

 8回先頭の第4打席では左中間へ34号ソロを放った。フィリーズ戦で初アーチでカージナルスを除く29球団で本塁打を達成。30球団制覇に王手をかけた。また、今季42度目のマルチ安打とし、エンゼルス時代の2022年を抜き自己最多となった。

 この日、2打点を挙げ81打点とし、2021年から4年連続で80打点に到達。1位のブレーブス・オズナに5差に迫った。3日(同4日)にメジャー今季最速、日本人史上初となる30本塁打&30盗塁を達成したばかり。直近9戦8盗塁と量産し、史上初となる45-45も射程圏内となってきた。

 チームはこの日、三男マックスくんの病気により戦線から離れていたフリーマンが復帰。両軍ベンチ、観客総立ちで拍手で迎えられた。先発のグラスノー投手が6回5安打3失点9奪三振で9勝目。地区勝率1位の対決を先勝した。

(Full-Count編集部)

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