36歳が衝撃169キロ「常軌を逸脱している」 君臨した“頂点”に米愕然「殿堂入り」
剛腕チャップマンが今季メジャー最速169.1キロをマーク
【MLB】パドレス 6ー0 パイレーツ(日本時間8日・ピッツバーグ)
パイレーツのアロルディス・チャップマン投手が7日(日本時間8日)、本拠地のパドレス戦で今季メジャー最速の105.1マイル(約169.1キロ)の剛速球を披露した。8回から4番手として救援し、3奪三振1四球、1安打無失点。100マイルを軽々と超える36歳の剛速球ショーに、ファンは「36歳で105マイルを投げられるって正直バカげている」「おじさんがまだ剛速球を投げている」と大興奮している。
6-5で迎えた8回からマウンドへ。ファンの視線を釘付けにしたのは同2死二、三塁。通算330本塁打のマチャドを迎えた場面だった。全6球が100マイル超え。5球目で105.1マイル(約169.1キロ)、6球目の104.7マイル(約168.4キロ)で見逃し三振に仕留めた。
米誌スポーツ・イラストレイテッドの野球関連ニュースを扱うサイト「Fastball」も注目。「マチャドも笑うしかなかった。そして、このマチャドとの勝負の中でチャップマンが投げたうちの1球は105.1マイル(約169.1キロ)出ていたことも特筆すべきことだ」と伝えた。オールスター戦に7度選出され、ワールドシリーズ2度制覇。「通算325セーブとトレードマークである記録破りの球速とくれば、チャップマンは殿堂入りの経歴を手にしているかもしれない」と報じている。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」の「トーキン・ベースボール」もチャップマンの投球を紹介。ファンからは「常軌を逸脱している」「まったくもって気持ちが悪くなる球」「まさにえげつない」などと多くのコメントが集まっている。