覚醒エ軍23歳が“大谷以来”の快記録　チームの顔に急成長…ドラ1逸材は「史上最高」

17本塁打＆21盗塁は球団で8人目

■ナショナルズ 6ー4 エンゼルス（日本時間11日・ワシントンDC）

　エンゼルスのザック・ネト内野手は10日（日本時間11日）、敵地でのナショナルズ戦で17号ソロを放った。今季はすでに21盗塁をマークしており、「17本塁打＆21盗塁」を記録したのは2021年の大谷翔平投手以来、球団で歴代8人目となった。

「2番・遊撃」で出場すると、同点の5回にアーチをかけた。通常は足を大きく上げるフォームだが、カウント2-2からノーステップに切り替え、中堅後方に叩き込んだ。この日は3安打の固め打ちを見せ、直近5試合で3度目の1試合3安打となった。

　2022年MLBドラフト1巡目（全体13位）でエンゼルス入りし、昨年メジャーデビュー。昨年は84試合に出場して9本塁打34打点だったが、今季は114試合に出場して17本塁打61打点、OPS.799をマークし、いずれの数字もすでに上回っている。

　昨年は6番以降を担うことが多く、最多は9番での36試合出場だった。今季も最多は9番での79試合出場だが、大谷の移籍やトラウトの離脱もあって1番や2番での起用も増えてきている。

　球団によると「17本塁打＆21盗塁」は大谷や、過去4度達成しているトラウトに続く記録となった。これからのエンゼルスを担う有望株の活躍に、X（旧ツイッター）では「彼は史上最高だ」「なんてHRだ」「外角低めを持って行った」「これで入るのすごい」「ここまで来たら25本打ってくれ」「アウトローをセンター方向へのホームラン、パワーもついてきたのかネトくん……」と期待の声があがっていた。

（Full-Count編集部）