大谷翔平、衝撃の“悪球打ち”36号 再びオズナを1差リード…129m弾に敵地騒然
敵地・ブルワーズ戦に「1番・DH」で出場…カウント3-0から左中間に運んだ
【MLB】ドジャース ー パイレーツ(日本時間12日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地でのブルワーズ戦に「1番・指名打者」で出場。5回の第3打席で左中間へ3試合ぶりの36号を放った。キング争いで並ばれていたマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)を再び突き放した。
大谷が3試合ぶりにアーチをかけた。2点リードの5回無死一塁で、右腕ペラルタから左中間に運んだ。打球速度107マイル(約172キロ)、飛距離424フィート(約129メートル)の豪快弾。カウント3-0から、見逃せばボールの93.2マイル(約150キロ)外角球を捉えた。シーズン49発ペース。豪快弾に、敵地は騒然とした雰囲気に包まれた。
8月の成績は試合前時点で9試合に出場して、打率.180(39打数7安打)、3本塁打、7打点、OPS.702。湿りがちだったが、この日は左手骨折で戦列を離れていたムーキー・ベッツ内野手が「2番・右翼」で復帰した。約2か月ぶりに“MVPトリオ”が揃った試合で、ベッツが3回に先制弾。そして大谷が5回に豪快な一発を放った。
今季成績は試合前時点で打率.298(453打数135安打)、35本塁打、83打点、OPS1.001。11日(同12日)の本拠地・パイレーツ戦は6打数1安打で、約4か月ぶりに3割を切っていた。この一発が復調の呼び水となるか。