ド軍から“戦力外”も「彼は人格者だ」 功労者の発言に称賛の声「野球界は時に残酷」
地区最下位に沈むブルージェイズへ移籍したヤーブロー
ドジャースを去った左腕の対応に、称賛が相次いでいる。ブルージェイズに加入したライアン・ヤーブロー投手が、ドジャース専門ポッドキャスト番組「ドジャース・テリトリー」に出演。ドジャースは敵となってしまったが、健闘を祈る姿勢に、ファンからは「彼は人格者だ」といった声があがった。
ヤーブローは7月29日(日本時間30日)に事実上の戦力外(DFA)となり、ブルージェイズにトレードで移籍した。32歳の左腕は、DFAになった時点で32試合に登板して4勝2敗1セーブ、防御率3.74をマーク。イニング跨ぎをこなし、昨夏のトレード加入後から戦線離脱は1度もなかった。
地区首位を走っているドジャースから、地区最下位に沈んでいるブルージェイズへの移籍となり、チーム状況はガラリと変わった。ただ、このままドジャースがワールドシリーズを制覇すれば、チームに在籍していたヤーブローもチャンピオンリングを受け取ることができる。
「リングを貰ったら誇りに思いますか?」と問われたヤ―ブローは、「4か月間チームの一員だったから、間違いなく誇りに思うよ。彼らの応援もする。(ドジャースでは)たくさんの素晴らしい人たちと出会うことができた。プレーオフで彼らを見るのは少し奇妙な感じはするけど、間違いなく応援するし、幸運を祈っているよ」と笑顔を見せた。
古巣への愛を感じるコメントに、ファンも反応。X(旧ツイッター)では「ライアンは本当に好きな選手だった」「彼がいなくて恋しい」「君がいなければ先発や中継ぎは今以上に負担がかかっていた」「礼儀正しい」「彼のことを思うと少し残酷だけど、野球界は時に残酷になることがある」「イニングイーターが恋しい」といった声が並んだ。
(Full-Count編集部)