3週間ぶり“珍事”…ド軍、ライバル敗戦で3差に広げる 地元記者ら興奮「ミラクルが起きた」
Dバックスは9回サヨナラ負け、パドレスは最低勝率ロッキーズに敗戦
【MLB】ドジャース 7ー6 カージナルス(日本時間17日・セントルイス)
大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは16日(日本時間17日)、敵地で行われたカージナルス戦に7-6で逆転勝利。連敗を2で止めた。一方で猛追しているダイヤモンドバックスとパドレスは敗戦。ゲーム差は3に広がり、米メディアの記者は「速報:いくつかのミラクルが起き、Dバックスとパドレス両軍とも敗れた」と興奮しながらX(旧ツイッター)に投稿している。
ドジャースは2回に2点を先制するも直後に追い付かれ、その後は勝ち越されて追う展開となったが、6回にムーキー・ベッツ内野手の12号ソロとミゲル・ロハス内野手の適時打で同点に追いついた。さらにケビン・キアマイアー外野手が移籍後初の本塁打でリードを広げ、7-6で辛勝した。
ダイヤモンドバックスは敵地レイズ戦を戦い、9回に2点差を追い付く猛反撃を見せた。後半戦に入って試合終盤で何度もひっくり返してきたが、この日は直後にサヨナラ負けを喫する形に。また、パドレスは敵地のロッキーズ戦に3-7で大敗。リーグ最低勝率チームに辛酸をなめる結果となった。
パドレスの試合が終わると、ドジャースの地元記者らは続々と速報。ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にもゲスト出演するブレイク・ハリス氏は「速報:いくつかのミラクルが起き、Dバックスとパドレス両軍とも敗れた。ドジャースの西地区のリードは3ゲーム差に戻った」とXに投稿すれば、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者も「7月28日(同29日)以降で初めて、好調のパドレスとダイヤモンドバックスが同じ日に敗れた。カージナルスを倒したドジャースはナ西地区のリードを3に広げた」と報じた。
ドジャース含めた3球団がナ・リーグのプレーオフ進出枠の半分を占める大激戦。負けられない戦いが続く中、見事な逆転劇を演じたドジャースが大きな勝利を収める結果になった。
(Full-Count編集部)