佐々木麟太郎、先輩・大谷翔平への思い「みんなが知っている」 米国で実感した凄み

自主トレでバットを振る佐々木麟太郎【写真:小谷真弥】
自主トレでバットを振る佐々木麟太郎【写真:小谷真弥】

「野球選手はみんなが知っている選手。ある意味、誇りで刺激をもらいます」

 花巻東高出身で米スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手は9日、岩手・花巻市内で自主トレを公開した。25社44人の報道陣が集結。練習後の取材対応ではドジャース・大谷翔平投手への思いを打ち明けた。

 佐々木は高校卒業後の3月下旬に渡米。7月のMLBオールスター戦など花巻東高の先輩に当たる大谷のプレーを現地で観戦し、改めて凄さを目の当たりにした。

「野球選手はみんなが知っている選手。ある意味、誇りで刺激をもらいます。いろんな思いがあるので。本当に素晴らしいとしか言いようがないです。すごいです」

 MLBのレギュラーシーズンは終盤戦。大谷は前人未到の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成する可能性がある。

「本当に私がどうこう言うものではないので。先輩として素晴らしいとしか言いようがないですし、そこからすごく学ぶこととか、思うところもあるので。いろんな選手を見ながら、どういう選手になるのか、すごく感じるところはあります」

 同じ花巻東出身のアストロズ・菊池雄星投手からは現地で食事へ招待してもらった。「お二方にはいつも気にかけていただいているので、感謝しかないです」。世界の第一線で結果を出す頼もしい先輩たちの背中を追っていく。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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