“偉業”翌日は大谷一色 米放送局をジャック…3HR10打点に絶句「現実離れ」

ロッキーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ロッキーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平「51-51」翌日も“ショウヘイ一色”

【MLB】ドジャース 6ー4 ロッキーズ(日本時間21日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場した。前日19日(同20日)の敵地・マーリンズ戦で3本塁打を含む6打数6安打10打点を記録し「51-51」に到達したこともあり、この日の放送局の放映内容は“大谷一色”となった。

 地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」ではプリゲームショー中、同番組のアナリストを務めるジェリー・ヘアストンJr.氏は「ショウヘイ・オオタニを見る機会はあった?」と球団マイナー最優秀選手に選出されたダルトン・ラッシング捕手に尋ねた。

 ラッシングは「いい選手だね。(最も会いたかったのは)ショウヘイだね。スプリングトレーニングで何回もあったけど、初めて会ったときは信じられない気持ちになったんだ。ドジャースにこういう選手がいると、それが基準になるんだ。ショウヘイ・オオタニが基準になれば、いいチームができ上がるよね」と声のトーンを上げた。

 実況を務めたスティーブン・ネルソン氏は「昨日のショウヘイ(の記録)を今さっき見ていたんですけど、笑いが止まらないですよ」と解説のノマー・ガルシアパーラ氏に話題を振ると「印刷ミスだと思いました?」とご機嫌な返事があった。

 ネルソン氏が「現実離れしていましたよね。彼はまた歴史を作りました。50-50への道のりで最も感心したことは何ですか?」と問いかけるとガルシアパーラ氏は「もちろん50-50を達成したことはとても感激します。40-40を達成したときはサヨナラ満塁ホームランととても印象的でした。50-50に向けてプレッシャーがあったかもしれませんが、彼は(簡単に)やってのけてしまいました。6打数6安打、10打点。印象的な試合でした」と感心するしかなかった。

(Full-Count編集部)

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