大谷翔平が成し遂げた3つ目の“偉業” MLB公式が注目した「103」…ジャッジと並んだ大台

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平とジャッジのみが「100バレル」以上を達成

 ドジャース・大谷翔平投手が成し遂げた“3つ目の偉業”に注目が集まっている。29日(日本時間30日)に今季の全日程を消化し、54本塁打130打点、59盗塁をマークする歴史的なシーズンとなった。MLB公式サイトは「2024年スタッツリーダー」として大谷が輝いた“3冠”について紹介している。

 1つ目はリーグトップの54本塁打で「オオタニはドジャースの初年度、史上初の50-50を達成し、異次元のシーズンを過ごした。オオタニは(現時点)ナ・リーグとドジャースでトップとなる54本でシーズンを終えた」と言及されている。

 2つ目は130を記録した打点で「オオタニはドジャースの選手として7人目となるシーズン130打点以上をマークした。(シーズン130打点以上は)1962年にトミー・デービスが153打点をマークして以来となる。ドジャースの選手で同一シーズンで本塁打と打点ランキングをトップの状態で(シーズンを)終了するのは、2011年のマット・ケンプ以来2人目」と評されている。

 さらに3つ目は「バレル」だった。バレルとは、バレルゾーン(一定の角度)と打球速度を同時に達成したときにカウントされる数値のことで、大谷は「103」を記録。同サイトによると「スタットキャストが2015年に計測を初めてから、オオタニはジャッジ(2022年と2024年)に続いて、シーズン100バレル以上を達成した」としている。

 ジャッジは今季「104バレル」を記録しア・リーグ最多。大谷とジャッジだけがシーズン100バレル以上となっている。さらに、大谷がエンゼルス在籍時代に初めてMVPを獲得した2021年は「78バレル」だったが、今季は「25バレル」も上回った。同サイトは「多くのスタッツがオオタニの素晴らしい光景を表しているが、これもそのうちの1つだ」と言及している。

(Full-Count編集部)

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