広島31歳に「どこか手を上げそう」 全球速球で“復活”の狼煙…元ドラ1は「レベチだな」

トライアウトで登板した元広島・岡田明丈【写真提供:産経新聞社】
トライアウトで登板した元広島・岡田明丈【写真提供:産経新聞社】

今秋に戦力外…広島・岡田明丈が陽岱鋼を149キロで三振斬り

 プロ野球12球団合同トライアウトが14日、ZOZOマリンスタジアムで行われ、今秋に広島から戦力外通告を受けた岡田明丈投手が、陽岱鋼外野手(オイシックス)を空振り三振に仕留めるなど打者2人を無安打に封じた。31歳元ドラ1の投球に、ファンは「レベチだな」「さすがにスペックが違う」と声をあげた。

 岡田は打者2人に全て直球勝負。最者の打者の陽岱鋼に対してカウント1-2から149キロで空振り三振を奪った。続く前田研輝捕手(元巨人)を遊ゴロに打ち取った。投じた8球が全て速球だった。

 31歳右腕は2015年ドラフト1位で入団。2017年に12勝、2018年に8勝をあげたが、2019年に3試合に登板して以降は2軍生活が続いた。2021年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、昨年オフに戦力外に。育成再契約を結び、今年7月に支配下復帰したものの1軍登板はなかった。

 登板後、右腕は「ストレートしか投げないと決めていた。肘の不安はほとんどない状況で投げられています」「あとは待つだけ。これ以上やることはないなという感じです」などと語った。

 岡田の投球に、ファンも続々反応。SNSには「格が違った」「やはり真っ直ぐが強いね」「怪我さえなければという投手」「どこか手上げそうやな」とコメントが寄せられていた。

(Full-Count編集部)

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