ド軍傘下で33発…マイナーで無双した26歳 他球団に“奪われなかった”逸材に高まる期待

ドジャース傘下のライアン・ウォード【写真:Getty Images】
ドジャース傘下のライアン・ウォード【写真:Getty Images】

ウォードはド軍傘下で3A本塁打王を獲得

 大谷翔平投手ら巨大戦力がゆえ、チャンスも限られている。ドジャース傘下のライアン・ウォード外野手は今季、3Aで33本塁打101打点をマークしたが、メジャー昇格は叶わなかった。オフには「ラグザス プレミア12」に米国代表として出場。来季こそメジャーデビューに期待がかかる。

 26歳のウォードは2019年のMLBドラフト8巡目(全体251位)でドジャースへ入団。33本塁打はパシフィックコーストリーグでトップだったが、メジャーデビューは叶わなかった。オフには米国代表として東京ドームで本塁打を放つなど、「ラグザス プレミア12」でも大会最多5本塁打を放った。

 メジャー5年目のシーズンで40人枠から外れていたため、12月にテキサス州ダラスで行われた「ルール5ドラフト」の対象となっていたが、他球団に指名されず。来年もドジャースでプレーすることが決まった。アンディ・パヘス、ジェームズ・アウトマンら若手外野手が台頭。マイケル・コンフォートが加入し、さらにはテオスカー・ヘルナンデスとの再契約やアンソニー・サンタンデールに興味とも報じられ、来年も少ないチャンスが予想される。

「ラグザス プレミア12」の取材では「2019年のスイングと今のスイングを比較したら、同じところは1つもない」とマイナー組織に感謝し、腐らずメジャー昇格を目指している。SNSでは「ウォードも入ってくるかも」「そろそろメジャー昇格してくるだろうな」と期待する声が上がっていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY