高橋光成、5500万減の2.1億円でサイン 開幕11連敗に本音「こんなことがあるのかと」

契約更改交渉を終え、会見に臨む西武・高橋光成【写真:宮脇広久】
契約更改交渉を終え、会見に臨む西武・高橋光成【写真:宮脇広久】

昨年まで3年連続2桁勝利も…まさかの今季白星ナシで「苦しい1年でした」

 今季まさかの0勝11敗に終わった西武・高橋光成投手が13日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、5500万円ダウンの来季年俸2億1000万円でサインした。未勝利に終わったシーズンを「苦しい1年でした」と振り返った。

「あまり言いたくないですが、ダウンでした。5500万円ダウンでした。すっきりしました」と報告。「苦しい1年でした。こんなことがあるのかと思いました。これから絶対プラスになる。悪い時にこそ、いろいろなものが見えてきますから」と前を向いた。

 昨年まで3年連続2桁勝利を挙げていた高橋は今年、春季キャンプ中に右肩の張りを訴えて出遅れた。4月14日のソフトバンク戦で初登板初先発を果たしたものの、調子は上がらず、リーグワーストタイの“開幕11連敗”でシーズンを終え、防御率は3.87だった。今季最終登板となった9月10日の日本ハム戦では左脇腹を痛めて、5回3安打無失点と好投しながらも降板していた。

「今年は投球フォームも探り探りで、怪我もありましたし、球速もでなかった。フォームをガラリと変える時期だと思っていて、今はそこに集中しています」と振り返った。また、来季から指揮を執る西口文也新監督の現役時代の背番号「13」を付けている縁がある。「西口さんが付けていた背番号を僕が継がせていただいていますし、西口さんに特別な思いがありますので、貢献したいと思います」と意気込みを語った。

「来年22勝0敗なら、今年の分も返せる。それくらいの気持ちで頑張りたい」。新指揮官とともに迎える2025年シーズンへ並々ならぬ決意を語った。

(Full-Count編集部)

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