ド軍、パレード費用で3億円支払い 安全確保のため警察と消防局へ…米報道

ドジャース優勝パレードを楽しむ大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース優勝パレードを楽しむ大谷翔平【写真:Getty Images】

11月2日にWS優勝記念パレードを36年ぶりに開催、大谷や山本らも参加

 ドジャースが11月1日(日本時間2日)に行ったワールドシリーズ優勝記念パレードについて、警察と消防局の業務に関する費用が202万8805ドル(約3億1400万円)だとロサンゼルス市が球団に通知したと、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のスティーブ・ヘンソン記者が報じた。

 州法によると、「特別な行事」実施の許可を求める希望者は、参加者とコミュニティの安全を確保するために必要な警察やその他市職員の導入にかかる実費を市に支払うことが義務付けられているので、今回のケースでは希望者であるドジャースが支払うことになるという。

「つまり今回は、ロサンゼルス警察への173万8621ドル(約2億6900万円)とロサンゼルス消防局への29万184ドル(約4500万円)の支払いは、納税者ではなく、ドジャースというわけだ」と説明した。

 ドジャースから同紙へは「我々はしばらくの間、市と密接に協力してきている。そして、総費用の返済をまもなく終わらせることになる。市にとって、そしてドジャースファンやチームにとって素晴らしいイベントだった」との声明文があった。

 大谷翔平投手や山本由伸投手らが参加したパレードは、ロサンゼルスのダウンタウンから球場までをバスで移動。2020年の優勝時は新型コロナウイルスの影響でパレードは中止になっていたため、1988年以来36年ぶりの開催に沿道は多くのファンで埋め尽くされた。

(Full-Count編集部)

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