受験45人が目指した“狭き門” 戦力外→トライアウト…鷹4人が決めた新天地
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ソフトバンクから戦力外を受け、トライアウトを受けて新天地が決まった4人
11月14日にZOZOマリンで行われたプロ野球12球団合同トライアウトから、およそ2か月が経過した。今回の受験者は45人。新天地が決まったり、ユニホームを脱ぐ決断をしたりした選手たちには様々なドラマが眠っている。
ソフトバンクから戦力外通告を受けて今回のトライアウトを受けた4人は、新たな所属先が決まった。中村亮太投手が育成でロッテと契約。小林珠維投手と瀧本将生投手はオイシックス、佐藤宏樹投手はくふうハヤテに決まった。
中村は2020年育成ドラフト8位でソフトバンクに入団。2022年に支配下選手登録され、2試合に登板したが防御率は33.75だった。2022年オフに戦力外通告を受け、再び育成契約となった。2023年は2軍でチーム最多の53試合に登板するも支配下選手登録されず。昨季に支配下選手登録を勝ち取ったが8月10日の楽天戦に登板したのみだった。昨季は1試合のマウンドで1回2失点。防御率18.00だった。
小林は2019年ドラフト4位で入団。内野手登録で入団したが、昨季に投手へ転向していた。5年間で1軍出場の機会はなかった。瀧本は2021年育成ドラフト11位で入団。3年間で支配下登録選手となることができなかった。佐藤は2020年育成ドラフト1位で入団するも、1軍マウンドを経験できなかった。
(Full-Count編集部)
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