大谷翔平との共闘から半年…元ド軍34歳がまたもマイナー契約 薄れゆくGG賞2度の栄光

マイナー契約が報じられたニック・アーメド【写真:ロイター】
マイナー契約が報じられたニック・アーメド【写真:ロイター】

ニック・アーメドは昨季は3球団を渡り歩いた

 昨年8月にドジャースを“戦力外”となったニック・アーメド内野手が4日(日本時間5日)、レンジャーズとマイナー契約を結んだと米メディアが報じた。ドジャース退団後はパドレスとマイナー契約を結び、今オフにFAとなっていた。 

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のダラッグ・マクドナルド記者が「レンジャーズはベテランのニック・アーメド内野手とマイナー契約を結んだことを発表した。スプリングトレーニングには招待選手として参加する」と投稿した。

 昨年はジャイアンツ、ドジャース、パドレスのナ・リーグ西地区3球団でプレー。71試合に出場し、打率.229、出塁率.267、長打率.295の成績だった。

 同記者は「打撃ではあまり貢献しない」としながらも、同じ守備機会を同じポジションの平均的な野手が守る場合に比べて、どれだけ失点を防いだかを表す指標「DRS」を用いて、アーメドの守備力を紹介。「球界最高の守備力を誇る遊撃手の1人だ。ダイヤモンドバックスに所属していた2014年から2023年までDRSは80。これは、(元エンゼルスの)アンドレルトン・シモンズ内野手の110に次いで2位の数値だ」と伝えた。

 さらに「レンジャーズはコーリー・シーガーがレギュラーを務めるが、何度も故障をしている。二塁のマーカス・セミエンは馬車馬のように働くが、34歳だ。二遊間の助けが必要であれば、経験を積んだ守備職人のアーメドが最初に呼ばれるかもしれない」と、早い段階でメジャー昇格の可能性にも触れている。

 アーメドは2018、2019年にゴールドグラブ賞(遊撃手部門)を受賞している。

(Full-Count編集部)

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