大谷ド軍戦の止まらぬ“プラチナ化” 東京開催の11倍…不可抗力に米絶望「後払いできる?」
大谷ボブルヘッドデーは最低取引価格2万7500円
大谷翔平投手らが所属するドジャースは9日(日本時間10日)からキャンプイン。いよいよ2025年シーズンへの機運が高まっている。一方で球界屈指の人気を誇る球団だけに、チケット価格も高騰。「やれやれ、今年はチケットが高い1年になる」と米ファンもお手上げの模様だ。
ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏が5日(日本時間6日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。「ドジャースのチケットが本日発売される。今シーズンの注目試合をいくつかピックアップした。こちらがStubhubでの手数料含めてのチケット最安値だ」と、イベント別に列挙した。
「(本拠地)開幕戦:425ドル(約6万4900円) ショウヘイ・オオタニMVPボブルヘッドデー:180ドル(約2万7500円) フレディ(フリーマン)ボブルヘッドデー:170ドル(約2万5900円) レプリカ・トロフィー配布デー:160ドル(約2万4400円) ワールドシリーズ(レプリカ)リング配布デー:110ドル(約1万6800円) ヤンキース戦(すべての試合):280ドル(約4万2700円) コービー(ブライアント)ボブルヘッドデー:155ドル(約2万3700円)」とし、かなりの高額で取引されているという。
さすがに金額が上昇しすぎた所以か、米ファンからも嘆きが続出。「私はロッキーズ戦を見ることにします」「外野席が4ドル(約610円)だった時代がなつかしい」「そして駐車代で100ドル(約1万5300円)、ビールで80ドル(約1万2200円)かかるだろう」「3デーチケットだったら、ディズニーランドに行った方が安い」「18年前はシーズン通して1試合3ドル(約460円)だったのに」「後払いできるかな?」などとコメントが寄せられた。
昨年のヤンキースとのワールドシリーズ開催前は、第1戦から第7戦までの平均チケット価格が1413ドル(約21万3700円)で取引され、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のビル・シェイキン記者は「テイラー・スウィフト(のライブコンサート)並みの値段に到達した」と形容していた。また、3月18日・19日の東京開幕戦の最低価格は6000円(クラフトカウンター立ち見指定)。本国開催は実に10.8倍と価格差は一目瞭然となっている。
(Full-Count編集部)