日本で見た“怪物”の打球「音が違った」 元助っ人が驚愕…予感したメジャー挑戦

カブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】
カブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】

2017年に広島で1年間プレー

 ドジャースからトレードでカブスに加入することが決まった元広島のライアン・ブレイシア投手が、再び同僚となる鈴木誠也外野手のNPB時代の印象を語った。

 ブレイシアは2013年にエンゼルスでメジャーデビューを果たし、7試合登板で防御率2.00の成績を残したが、その後はマイナー生活に。2017年には広島でプレー。26試合登板で2勝1敗1セーブ、防御率3.00をマークしたが、オフに自由契約となった。

 この年に広島で中心選手として活躍していたのが、今回カブスでチームメートとなる鈴木誠也だ。4番打者として打率.300、26本塁打、90打点をマーク。ブレイシアは、カブス放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」にリモート出演し、NPB時代の誠也の印象を語った。

「私が日本にいた年、彼はとんでもないシーズンを送った。彼が少し怪我をしていたのは覚えているが、数字はとても良かった。彼のプレーを見るだけで、日本には長くいないだろうことが見てとれた。彼の打球は(他の選手とは)音が違った。プレーを見るだけで、近々米国に行くだろうことが分かった」

 広島でチームメートだった期間はわずか1年だったが、プレーだけでなく、人間性についても好印象を抱いていた。「彼がカブスと契約することになる前に、レッドソックスの何人かが彼のことを聞いてきた。とてもいい選手。言葉の壁があっても、私の記憶によれば、とてもいいヤツでもあった。ああ、彼とまたプレーできることに興奮している」。

 8年ぶりに再会することになったブレイシアと誠也。3月18、19日に東京ドームで行われるドジャースとの開幕シリーズでは、2人のプレーにも注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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