井端監督が絶賛「能力が高い」 “ポスト甲斐”へ…期待を寄せる27歳の大器
![キャンプを視察した侍ジャパン・井端弘和監督【写真:冨田成美】](https://full-count.jp/wp-content/uploads/2025/02/07114417/20250207_ibata_tom.jpg)
海野は昨季捕手チーム2位の38試合で先発マスク
侍ジャパン・井端弘和監督が7日、ソフトバンクの宮崎キャンプを視察。昨季1軍38試合出場の海野隆司捕手に期待を寄せた。
ソフトバンクは昨オフ、ゴールデン・グラブ賞7回を誇る甲斐拓也捕手が国内フリーエージェント権を行使して巨人へ移籍した。甲斐は昨季12球団トップの924回2/3でマスクを被り、捕手としての先発出場102試合を数えた。トータルで119試合に出場し、打率256、5本塁打をマーク。リーグ優勝に貢献した絶対的存在だった。
それだけに、“ポスト甲斐”の行方は気になるところ。今春のキャンプでは4人の捕手がA班スタートとなった。その中で井端監督が注目したのが海野だ。井端監督は「能力高いですし、甲斐選手が抜けてより能力を発揮してくれるんじゃないかと。どれくらい成長するか楽しみにしたい」と期待を寄せている。
海野は昨季38試合に捕手で先発し、333回2/3でマスクを被った。トータルでは自己最多の51試合に出場し、盗塁阻止率は甲斐の.291に対して.316とアピールした。一方で打撃面では打率.173、2本塁打、10打点と課題も残したが、27歳は次代のホークスのレギュラーを担う存在になれるだろうか。
(Full-Count編集部)