エ軍371億円男、定位置剥奪の可能性 不良債権化で“格下げ”か…米記者も「未定」
![エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:Getty Images】](https://full-count.jp/wp-content/uploads/2025/02/08151519/20250208_rendon2_ge.jpg)
WソックスからFAとなっていたモンカダを獲得
エンゼルスが、ヨアン・モンカダ内野手を1年500万ドル(約7億5700万円)で獲得したと6日(日本時間7日)、MLB公式サイトが報じた。モンカダが正三塁手になることが見込まれ、アンソニー・レンドン内野手の定位置が剥奪される可能性が浮上した。
両打ちのモンカダはキューバ出身の29歳。2017年にホワイトソックスに加入すると、2019年には132試合、打率.315、25本塁打、79打点の成績を残した。昨季は怪我の影響もあり12試合出場にとどまったが、強打の三塁手として定評がある。守備では2017年、2018年は二塁手として出場していたものの、以降は三塁手として豊富な実績を重ねている。
この補強で正念場を迎えるのが、2019年オフに7年総額2億4500万ドル(約371億円)の契約でエンゼルスに加入したレンドンだ。近年は怪我が続いており、昨季も57試合で、打率.218、0本塁打、14打点と低調だった。エンゼルスは今オフにユーティリティのケビン・ニューマン内野手と契約を結び、マイナー契約で“昇格”に闘志を燃やす元首位打者のティム・アンダーソン内野手、フィリーズからトレードで獲得しメジャー契約を結んだスコット・キンガリー内野手らを抱えるなど、内野手の補強が続いている。
米紙「ニューユーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は「モンカダはエンゼルスの先発三塁手になることが見込まれている。しばしば怪我をしているレンドンに関しては、未定となっている」と見通しを示した。大谷翔平投手とも共にプレーした“371億円男”は意地を見せられるだろうか。
(Full-Count編集部)
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