楽天ドラ1が衝撃デビュー「別格すぎる」　湧き起こる歓声、示した5球団競合の“真価”

実戦デビュー戦で2打数2安打1四球、1盗塁

　いきなり才能をアピールした。楽天のドラフト1位・宗山塁内野手（明大）が11日、日本ハムとの練習試合に出場。実戦デビュー戦で2打数2安打1四球、1盗塁の活躍を見せ、「別格すぎる」「スター性エグイ」とファンの度肝を抜いた。

　宗山は「1番・遊撃」で先発出場。初回、先頭打者として迎えた第1打席。カウント0-1からの2球目、左腕の根本の高めの投球を捉え、二遊間の間を抜く中前安打を放った。3回1死からの第2打席は右腕の石川と対戦し、冷静にボールを見極めて四球で出塁。直後には二盗を成功させた。

　さらに2-5と3点ビハインドの5回、日本ハムの助っ人ザバラの直球を振り抜き、ショート強襲の内野安打を放った。また守備でも痛烈な打球をうまく捌いて併殺を完成させるなど、オールラウンドの活躍。場内のファンは1プレー1プレーに拍手と歓声を送った。

　昨秋のドラフトでは5球団が競合した大器。各球団スカウトからも「（宗山を獲得できれば）10年どころか15年安泰」と評価されていた。“初お披露目”でも遺憾なく実力を発揮すると、ファンからは「ホントに完璧すぎだわ」「本物だね」「かるーく最多安打争い入ってきそう」「えぐい、文句の付けようが無さすぎる」「期待感しかない」「やりたい放題で笑う　こいつはスターだわ」「他球団だけど宗山くんよさそうね」「化け物すぎて草」と賛辞の声が送られた。