巨人OBが明かす衝撃の“門限破り” 夜の街へ行きたくて…有刺鉄線が撤廃されたワケ
![巨人OBの宮本和知氏【写真:荒川祐史】](https://full-count.jp/wp-content/uploads/2025/02/11105040/20250211_miyamoto_ay.jpg)
高橋尚成氏のYouTubeチャンネル、巨人OBの宮本和知氏が出演
巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」に巨人OBの宮本和知氏が出演。若手時代を振り返り、爆笑トークを展開した。
1984年ドラフト3位で巨人に入団した宮本氏は1年目から1軍で登板して初勝利を挙げるなど、通算66勝を記録。勝利投手となった日は「やんちゃだったから」と選手寮をこっそり抜け出して夜の街に繰り出し、祝杯をあげることもあった。
門限を破って抜け出すのは寮の裏口の非常階段。球団は外出できないようにと有刺鉄線を張ったという。「でも俺たちはそれを乗り越えて(服が)ビリビリになりながら、それでも行ってたのよ」と回顧した。
ただ、強引な“脱走”は怪我の恐れがある。そこで、ある選手が消防署に電話をしたという。「これは非常階段ですよね。もし火事とかなった時、有刺鉄線があったら非常階段の意味がないでしょってね。そしたら消防署から寮長がお叱りを受けて(有刺鉄線が)撤廃された」。それで普通に抜け出せるようになったという衝撃の話を披露した。
それだけでは終わらず、今度は球団が非常階段の出口に紙を貼り付け、そこから出たら紙が破れるようにして外出したことが分かるように対策。これに対し「同じような紙を何枚か作って、破れたらはがして新しい紙を貼るようにしていた」と、それを上回って脱出する手を考えていたことを明かした。
昭和の時代ならではの型破りなエピソード。宮本氏は「今の選手はうまくストレス発散できてるのかな。今は出たら記事になってかわいそう」と現役選手を心配していた。