巨人育成に眠る“大器”は「天才かも」 詰まっても押し込むパワー「もう支配下でしょ」

春季キャンプで練習する巨人のフリアン・ティマ【写真:小林靖】
春季キャンプで練習する巨人のフリアン・ティマ【写真:小林靖】

紅白戦は4番で出場、2打点をマークした

 逸材が存在感を発揮した。巨人のフリアン・ティマ内野手は11日、チーム紅白戦の紅組の一員として先発出場。完全に詰まらされながらも中前打を放ち、「もう支配下でしょ」「ティマはやはり巨人の希望」などと、ファンの心を掴む活躍を見せた。

 ティマは「4番・一塁」で先発。0-1の4回1死二塁の場面で第2打席を迎えると、赤星優志投手の速球を捉えた。詰まりながらも自慢のパワーで中前に運び、試合を振り出しに戻す適時打。さら1-2の9回には犠牲フライをマーク。大事な場面で結果を残した。

 身長193センチ、体重86キロのティマは、2019年11月と2020年3月にドミニカ共和国で実施されたトライアウトで合格。2021年2月に育成契約を結んだ。2023年は2軍で1試合を経験。昨季は111試合に出場し、打率.251(359打数90安打)、53打点、イースタン・リーグ2位の15本塁打をマークしている。

 現在の背番号は「013」でまだ育成ながらも、めきめきと成長を遂げており、躍動する“大器”にファンも興奮だ。「明らかに詰まってるのにセンター前運んでるのはナイスパワー」「ティマほんと頑張ってる」「ティマ、タイムリー炸裂! やっぱ天才かも!」「ティマちゃん詰まり気味でもあそこまで飛ばせるパワーこそ正義!」「ティマ君は2軍でもやる事無さそうだし早く1軍で観たいよなあ」「ブランコになれ」「ほんと楽しみでしかない」などとコメントが寄せられた。果たして今季、支配下登録を勝ち取ることができるだろうか。

(Full-Count編集部)

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