佐々木朗希、日本開幕戦は「特別なこと」 第2戦登板が“内定”、1年目の大役に気合十分

取材に応じたドジャース・佐々木朗希【写真:小谷真弥】
取材に応じたドジャース・佐々木朗希【写真:小谷真弥】

ドジャース移籍後初の取材

 ドジャース・佐々木朗希投手は11日(日本時間12日)、アリゾナ州グレンデールでメジャー1年目のキャンプ初日を迎えた。2日目の12日(同13日)には日米報道陣の取材に応じた。この日デーブ・ロバーツ監督が日本開幕戦での先発を示唆しており、「そこに向けて頑張りたいと思います」と思いを口にした。

 ロバーツ監督は報道陣の取材に応じ、3月18、19日に東京で行われるカブスとの開幕戦の第1戦は山本由伸投手、第2戦は佐々木が登板する見通しだとした。右腕は「なかなかメジャーでの開幕を日本で迎える機会はないと思うので、特別なことだと思いますし、そこに向けて頑張りたいと思います」と語った。

 キャンプ初日はドジャースのチームウェア、ハーフパンツで球団施設に姿を見せた。大谷翔平投手の通訳を務めるウィル・アイアトン氏から施設内を案内され、その後はグラウンドに登場。フォーシームのみで約20分間のキャッチボールを行った。マーク・プライアー投手コーチら首脳陣ら17人の球団関係者が集結。メディア関係者も約40人が集まった。

 この日はロバーツ監督らが見守る中で初めてブルペンで投げ込んだ。少しボールが荒れる場面もあったが、「思ったより寒かったので」と気候の違いに言及。「いろいろアプローチしていきたい」と語った。

 佐々木はロッテからポスティングシステムを利用し、メジャー20球団の大争奪戦の末に1月22日(同23日)に。契約金650万ドル(約10億円)でドジャースとマイナー契約を結んだ。今春のスプリングトレーニングにはキャンプ招待選手として参加する。

【実際の様子】人、人、人…朗希の取材に殺到する日米報道陣に米衝撃

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