エ軍衝撃…レンドンが今季も長期離脱確定 378億円契約も、復帰時期は“未定”とGM

エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:Getty Images】
エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:Getty Images】

7年総額2億4500万ドル契約の6年目

 激震が走った。エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が股関節の手術を受ける予定で、「長期の離脱」となる見込みだと12日(日本時間13日)、米メディアが報じた。34歳のレンドンは今季が7年総額2億4500万ドル(約378億円)契約の6年目。今季も故障に苦しむシーズンとなった。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番、サム・ブラム記者がこの日、ペリー・ミナシアンGMの情報として、レンドンがオフシーズンのリハビリの過程で、回復へ向けての支障が出たとされ、今回の手術を受けることになったと伝えた。復帰時期は未定で、同記者は「またエンゼルスでプレーするかも分からない」としている。

 レンドンはナショナルズ在籍時に球界屈指の大型三塁手として君臨。2019年には打率.319、44二塁打、126打点、OPS1.010をマークして打点王を獲得し、ワールドシリーズ制覇に貢献した。同年オフにFAとなり、エンゼルスと巨額契約を締結。コロナ禍での短縮シーズンだった2020年は52試合出場で出塁率.418、OPS.915と実力を発揮したが、以降は相次ぐ故障で稼働できず。

 2021年からは58、47、43試合出場に終わり、昨季も57試合で打率.218(206打数45安打)、0本塁打、14打点、OPS.574だった。チームはこのオフ、ホワイトソックスで活躍していた元超有望株のヨアン・モンカダ内野手を補強しており、レンドンは三塁の定位置も確約されていなかった。

(Full-Count編集部)

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