「日本人の中で3本の指に入る」中日期待の長距離砲…前打撃コーチがブレーク候補“選出”
![中日・石川昴弥【写真:木村竜也】](https://full-count.jp/wp-content/uploads/2025/02/15120014/20250215_ishikawa_kim.jpg)
ラミレス氏と和田氏、中日で今季ブレークが期待される若手打者に言及
昨季まで3年連続最下位の中日にとって、打線の奮起が巻き返しの鍵を握っている。DeNA前監督のアレックス・ラミレス氏が自身のYouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」を更新し、中日前打撃コーチの和田一浩氏とともに今季ブレークが期待される中日の若手打者の名前を挙げた。
和田氏がまず最初に名前を挙げたのが福永裕基内野手だ。2年目の昨季は規定打席には到達しなかったものの111試合で打率.306、6本塁打32打点をマーク。「今年は20本20盗塁やるくらい可能性のある選手」と大きな飛躍を期待した。
その理由を「右中間、ライトにすごい打球が飛ぶ。引っ張っても打球が上がるようになってきているので凄く楽しみ。1、2、3番あたりに入れるといい。サードかセカンドかレギュラーになるべき」と説明。ラミレス氏も「かなりパワーがある。後ろ足の使い方が素晴らしい。(走れる)足もある。今リーグのベストの二塁手はDeNA牧だけど、匹敵する選手になれるポテンシャルを持っている」と絶賛した。
続いて和田氏は6年目の石川昴弥内野手を挙げ「未完の大器。体も大きいし振る力もある。あとはスピードが身に付いたら凄い選手になる」。さらに4年目の鵜飼航丞外野手を「日本人選手の中でも3本の指に入るくらい遠くに飛ばせる選手。身体能力も高い」と高く評価した。
昨季のチーム373得点はリーグワースト。得点力不足の解消がチーム浮上につながるのは間違いないだけに、若き大砲候補の成長が待たれるところだ。