大谷翔平は「No.1ではない」 “現役最強”論争にNYファン怒り「明らかにジャッジが上」

「Top 100 Right Now!」で大谷は2年ぶり3度目の1位
結果に不満の声が上がっている。米スポーツ局「MLBネットワーク」が13日(日本時間14日)、現役選手ランキング「Top 100 Right Now!」のトップ10を発表。ドジャース・大谷翔平投手が2年ぶり3度目の1位に選出された。2位にはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が入ったが、NYファンは両者の成績を比較し、“ジャッジが上”と主張している。
「Top 100 Right Now!」は直近のシーズンでの活躍、今季の期待値などで識者が現役選手のトップ100を選出。昨季54本塁打、59盗塁をマークし、前人未到の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成した大谷は、ア・リーグMVPのジャッジを抑えて1位に選ばれた。今季は投手としての復帰が見込まれ、約2年ぶりの二刀流にも期待がかかる。
しかし、これに待ったをかけたのが、ヤンキースファンの人気アカウント「ザ・ヤンキー・リポート」だ。「これをもう一度投稿するのに、これ以上のタイミングはないね!」とし、ジャッジと大谷の成績を比較した画像を投稿。打率や本塁打などベーシックな指標に加えて、WARやwRC+などのセイバーメトリクス指標など計15項目で比較し、大谷がジャッジを上回ったのは4項目しかないとした。
そして同アカウントは「もし『オオタニが投打両方をこなすなら総合的に優れている』と主張したいなら、それは理解できる。しかし、『オオタニの方が打者として優れている』と言うのは全く持って事実ではない」とした。一方でこの投稿には賛否両論が集まり、「WSリング オオタニ1/ジャッジ0」「ジャッジは球界最高の選手」「オオタニはNo.1ではない」「オオタニが登板できるならより価値のある選手だ。打者に関しては、明らかにジャッジが上といえる」などと、激論が交わされている。