つば九郎「同期」の声明に感涙「泣いちゃった」 担当者訃報に“パートナー”はなむけの言葉

同じ1994年にデビューしたドアラがブログ更新
ヤクルトのマスコット「つば九郎」の担当者が死去したことを受け、“同期”にあたる中日のマスコット「ドアラ」が22日、ブログを更新。少ない言葉でも思いが伝わり、さらに前向きな言葉が込められた文章にファンからも「見事な表現」「また涙でた」と反響が広がっている。
ヤクルト球団は6日、つば九郎の体調不良を発表。さらに19日、公式サイトで「これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました」と発表し、当面は活動休止すると明らかにした。
これに、同じ1994年にデビューしたドアラは22日、ブログに「まえをむいて」と題し、空と海の写真を投稿。つば九郎の名前は挙げていないものの「いろんなことがあります。いろんな思いがあります」と複雑な心境を示唆。それでも「ありがとう。みんなもありがとう。まえをむいて 自分のできる事を。みんなの笑顔のために なにかしら頑張ろう」と前向きな言葉で締めくくった。
これにSNSでは「泣いちゃったよ」「余計なことを言わないドアラらしい文章」「多くを語らなくても気持ちはしっかり伝わります」「触れていないことが余計に」「明るい言葉しか並んでないのに、こんなに哀しいブログあるのかなって」「つばちゃんへの思いがたくさん伝わってきましたよ」「ドアラさん、笑顔でいることが、盟友に対する最高の供養だと思います」「頑張ってブログ書いてくれてありがとう」など、続々とコメントが寄せられている。
ともにフリップ芸を売りにした唯一無二の個性を放ち、プロ野球のマスコットでは随一の人気を誇る。互いに「びじねすぱーとなー」と呼び合い、球団の垣根を越えてコラボイベントを開くなど名コンビとして多くのファンに愛されてきた。
(Full-Count編集部)
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