盟友ラミレス氏もつば九郎担当者死去に悲痛 伝説パフォも誕生「あなたのことを忘れません」

ヤクルト時代のアレックス・ラミレス氏(左)とつば九郎【写真提供:産経新聞社】
ヤクルト時代のアレックス・ラミレス氏(左)とつば九郎【写真提供:産経新聞社】

ラミレス氏は2001年から2007年までヤクルトに在籍

“盟友”も追悼した。ヤクルトは19日、球団マスコットの「つば九郎」の担当者が死去したと発表した。現役時代から親交を深めて来たアレックス・ラミレス氏は「私はずっとあなたのことを忘れません」と深い悲しみに暮れている。

 ラミレス氏は2001年からヤクルトでプレー。本塁打後には「アイーン」や「ゲッツ!」など、つば九郎とパフォーマンスを行うのもお馴染みの光景に。その後は巨人、DeNAに移籍し、DeNAの監督時代も両者の関係は変わらず続いてきた。同氏は19日(同20日)に自身のX(旧ツイッター)を更新。「謹んでお悔やみ申し上げます。(ヤクルトに入団した)2001年から同僚となったつば九郎は、私のお気に入りのマスコットになりました。あなたは、ファンお気に入りのパフォーマンスを私に教えてくれました。私はずっとあなたのことを忘れません」と綴った。

 1994年にデビューしたつば九郎は、愛らしい姿と毒舌なフリップ芸で12球団のマスコットでも抜群の人気を誇った。2022年8月5日の巨人戦では主催試合2000試合出場を達成した。

 球団は19日に公式サイトで「これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました。球団マスコットとして、ここまで育ててくれた功績に感謝と敬意を表します。体調不良の発表以来、温かい励ましのお言葉をたくさん頂戴し、誠にありがとうございました」と発表した。

 一夜明けた20日には、練習試合後に山田哲人内野手が「これからも一緒に戦っていきたいなと思います」、2002年から24年間、ヤクルト一筋で苦楽を共にした石川雅規投手も「感謝の気持ちしかありません」と胸中を語っている。

(Full-Count編集部)

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