ド軍右腕を襲った170キロの“恐怖”「ぞっとする」 頭部直撃に実況絶句「なんてことだ…」

頭部に打球が直撃しベンチに下がるドジャースのボビー・ミラー(左から3人目)【写真:荒川祐史】
頭部に打球が直撃しベンチに下がるドジャースのボビー・ミラー(左から3人目)【写真:荒川祐史】

ブッシュの初速105.5マイルの打球が直撃した

■カブス 12ー4 ドジャース(オープン戦・日本時間21日・グレンデール)

 初陣で悲劇に見舞われた。ドジャースのボビー・ミラー投手は20日(日本時間21日)、アリゾナ州グレンデールで行われたカブスとのオープン戦の3回から登板。初速105.5マイル(約169.8キロ)の打球が頭部に直撃し、米解説者は「なんてことなんだ……」と、衝撃の瞬間に目を丸くした。

 場内に悲鳴が起きた。3回からミラーが登板し、先頭を四球で歩かせ、続くマイケル・ブッシュ内野手の打席だった。初速105.5マイルの痛烈な打球が右腕の頭部に直撃。しばらく動けず、トレーナーが駆け付ける事態に。数分後に自ら立ち上がったものの、ミラーはそのままベンチへ退いた。

 地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で解説を務めたリック・マンデー氏は心配そうに「なんてことなんだ……」とコメント。実況のティム・ネバート氏も「オー! なんてことだ! ボビーの頭に(打球が)直撃した」と目を丸くし、マンデー氏はマンデー氏「本当にぞっとする瞬間でした」と息を呑んだ。

 ミラーは2020年ドラフト1巡目でドジャースに入団。2023年にメジャーデビューし、22試合に先発して11勝4敗、防御率3.76をマークした。ただ、昨季は13試合で2勝4敗、防御率8.52と“2年目のジンクス”に陥り、デーブ・ロバーツ監督から苦言を呈される場面もあった。今季は熾烈な先発ローテーション争いを勝ち抜けるか注目される。

(Full-Count編集部)

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