名門退部→徳島と東京“600キロ往復生活” 苦労人が躍動.385…ファン期待「開幕1軍」

DeNA・加藤響【写真:町田利衣】
DeNA・加藤響【写真:町田利衣】

DeNAのドラ3加藤が好調を維持している

 DeNAに新たな逸材誕生の予感が漂う。四国IL・徳島からドラフト3位で入団した加藤響内野手は、ここまでの練習試合4試合で13打数5安打(打率.385)、3打点と奮闘しており「開幕1軍決定かな」「ハマのポジ要素」と期待が高まっている。

 加藤は11日の中日戦で4打数3安打、1打点と結果を残すと15日の中日戦でも途中出場で2打数1安打、2打点。18日の巨人戦は4打数無安打に終わったが、20日のロッテ戦では3打数1安打と快音を残した。4試合で13打数5安打、打率.385とアピールが続いている。

 東海大相模高時代は右の強打者として通算35本塁打をマーク。その後、東洋大へ進学するも硬式野球部を退部。自ら道を模索し、2024年春に徳島へ入団した。休学することはなく、徳島県に住みながら約600キロ離れた大学を往復し、大学4年生として授業を受けながらプロを目指してきた苦労人だ。

 躍動する23歳にファンも注目。ネット上には「ポジ要素」「巨人・坂本選手みたいなプルヒッター」「ええぞー」「未来見ちゃう」「ポジション空けたくなる」「いつも打ってる」といったコメントが並んでいる。背番号「37」から目が離せない。

(Full-Count編集部)

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