3試合で2度の頭部直撃は「滅多に起きない」 ド軍指揮官“恐怖の瞬間”に「ぞっとする」

試合後の取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合後の取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

パドレス・パペルヘムの頭部に打球直撃…緊急降板にド軍指揮官「無事を祈っている」

【MLB】ドジャース 8ー3 パドレス(日本時間24日・グレンデール)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が23日(日本時間24日)、頭部に打球が直撃し、緊急降板となったパドレスのコール・パペルヘム投手を思いやった。オープン戦を終え「無事を祈っている。本当にぞっとする瞬間だった」と話した。

 8回のマウンドに上がっていたパペルヘムは2死からアーロン・ブラッチョ内野手が放ったライナーを頭部に受け、その場にうずくまるとグラブで顔を覆った。102.4マイル(約164.8キロ)の打球が頭部右側に直撃し、スタジアムは一時騒然。その後は静寂になり、カートに歩いて乗り込んだ。

 緊急降板に指揮官は「残念ながら、ボビー(ミラー)の時よりも当たり所が悪いと思う。顔の横付近に直撃したと思う」と心配そうな表情を浮かべていた。

 ドジャースでは20日(同21日)、アリゾナ州グレンデールで行われたカブスとのオープン戦に登板したボビー・ミラー投手の頭部に初速105.5マイル(約169.8キロ)の打球が直撃。その場に倒れ込むと、しばらく動けず。トレーナーも駆け付け、そのまま交代していた。

 ロバーツ監督は直近3試合で2度目の頭部直撃を目撃してしまい「とても偶然なことだ。3試合で2回なんて、滅多に起きないこと。本当にぞっとする瞬間だった」と胸を押さえていた。

【実際の様子】 衝撃165キロ打球が頭部直撃 球場騒然…グラブで顔隠して緊急降板

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