“最弱軍団”の大失態 犠飛→3人生還のお粗末プレー、米嘲笑「マイナーに降格すべき」

満塁の場面での犠飛から、まさかの展開に
【MLB】ロッキーズ 9ー3 Dバックス(オープン戦・日本時間23日・スコッツデール)
アリゾナ州スコッツデールで22日(日本時間23日)に行われたロッキーズとダイヤモンドバックスのオープン戦で、犠飛から3点が入るという、まさかの珍プレーが飛び出した。低迷が続くチームの拙守に、ファンも「2月から消化試合」「エリート級のカオス野球」と頭を抱えている。
問題のプレーは5回1死満塁の場面で起きた。3点を追うダイヤモンドバックスは、ケテル・マルテ内野手が中堅へ深いフライを放つと、三塁走者はタッチアップで悠々とホームイン。しかし、ここでロッキーズの守備が乱れた。中継に入ったエセキエル・トーバー遊撃手の本塁への送球が大きく逸れ、その間に残る2人の走者も一気に生還。犠飛の間に3点が入る珍事で、あっさり同点となった。
記録上はマルテの犠飛とトーバーの失策。この珍プレーにMLBの公式X(旧ツイッター)も「犠牲フライでチームが3点を入れるのを見たことがありますか? 今目撃した」と動画を投稿。それでも試合はロッキーズが9-3で勝利した。
ロッキーズは昨季まで3年連続でナ・リーグ西地区の最下位と低迷が続く。SNSでは「ロッキーズ野球が絶好調」「シーズン中盤の状態が帰ってきた」「今シーズンも諦めましょう」「最高峰の少年野球」「いつものロッキーズ」「マイナーに降格すべき」と早くも嘆きの声が目立っている。