大砲候補の一振りが「ロマンの塊すぎる」 体勢崩れたのに…衝撃弾に騒然「入んの?」

西武・村田怜音【写真:小林靖】
西武・村田怜音【写真:小林靖】

23歳の村田怜音が練習試合で猛アピール

 西武の村田怜音内野手が23日に行われた韓国・ロッテとの練習試合で逆転3ランを放った。196センチ、110キロの巨体を誇る大砲候補は「レオのガリバー」の異名とともに、開幕スタメンに向けて絶賛売り出し中だ。

 23日は「5番・一塁」で先発出場。2点を追う3回、変則右腕が投じた外の変化球を捉えた。少し体勢を崩されたかのようにも見えたが、打球はぐんぐん伸びて左翼席へ。試合前には本塁打をファンに向かって宣言しており、有言実行の一打となった。

 SNSではファンから「体が流れてるのに素晴らしい!」「ロマンの塊すぎる」「それ入んの!?」「開幕スタメン」「これは獅子の未来」「彼が4番に座るのが理想的」「和製ジャッジ」「西武はおかわりにしろ山川穂高にしろ、似たようなスラッガー定期的に輩出するな」と期待の声が相次いだ。

 地元三重の相可高から皇学館大を経て、2023年ドラフト6位で西武に入団。1年目の昨季は2軍で5月までに2本塁打、打率.357をマーク。同月に1軍デビューを飾るも、一塁守備でフェンスに激突し、左膝後十字靭帯を損傷した。4試合で無念の離脱となったが、2年目の春季キャンプで1軍スタートを勝ち取り、アピールを続けている。

 西武は昨季、49勝91敗3分で最下位に沈んだ。リーグワースト記録となる打率.212に、球団最少の60本塁打と不名誉な記録を更新。深刻な貧打に悩まされているだけに、次世代の和製大砲が誕生すれば、チームにとって大きな希望となるはずだ。

【実際の動画】体が流れてるのに「それ入んの!?」 西武逸材が圧倒的パワーで運んだ1発

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