大谷翔平の「絶対忘れない」屈辱 歴史的な「1/46」…語り継がれる“なおエ”の悲劇

ロイヤルズ戦の9回に同点弾を放ったエンゼルス時代の大谷翔平【写真:Getty Images】
ロイヤルズ戦の9回に同点弾を放ったエンゼルス時代の大谷翔平【写真:Getty Images】

8打点以上を記録してチームのリード0回は史上初

“なおエ”の惨劇が再脚光を浴びている。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は24日(日本時間25日)、自社X(旧ツイッター)を更新。ドジャース・大谷翔平投手が記録した珍事を紹介し、「時々エンゼルスがどれだけひどいチームだったかを忘れたしまう」「苦い記憶」とファンも涙している。

 同社はエンゼルス時代の大谷の写真を添え、「過去21年間のメジャーリーグで、打者が1試合8打点以上を記録したのは46回」と紹介。そして「そのうちチームが敗れたのは1回だけだった」とした。果たしてその1回が、2022年6月21日(同22日)のエンゼルス-ロイヤルズ戦だ。

 大谷はこの試合「3番・DH」で先発。6回に14号3ランを放つと、7回に犠飛、7-10の9回には同点となる15号3ランを叩き込み、試合を振り出しに戻した。延長11回には2本目の犠飛で8打点目を挙げたが、試合は11-12で敗戦。1920年に打点が公式記録になって以降、メジャー史上初めて8打点を記録した打者がいるチームが一度もリードを奪えずに終わるという不名誉なレコードが球史に刻まれることになった。

 さらに、「コーディファイ・ベースボール」によって過去21年間でただ一度だけの“事実”も発覚し、落胆の声が広がった。米ファンからは「大爆笑」「典型的なエンゼルスの負け方」「あまりに酷い」「エンゼルスは歴代トップ10に入る2人の選手をどれほど上手く扱えなかったのか、研究されるべきだ」といったコメントが寄せられた他、日本ファンからも「なんとまた……不名誉な……笑」「大谷ファンとしてこれは悪い意味で忘れられない」「なおエ」「絶対忘れない」「あの試合だけなんだ……」などと反応があった。

(Full-Count編集部)

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